これの良くないところは、つないでいるサーバから切断されてしまうとリトライしてくれない。
外部からリトライする、という回路を作られていた方もおらました。
がその後ファームウェアレベルでリトライするようになった、と聞いてアップデートしよう、と思いつつ何年かが過ぎて...
ようやく腰をあげてアップデートしました。
今回、USB-シリアル変換器を使って簡単に済ませます。
1.戦略
1. USB-シリアル変換器(5V対応のもの)を使う。
2. 電源はBB-Shoutそのものから供給(ライター側に電源はもたない)
3. 書き込みソフト(ベクターからダウンロード)は定番?のやつ
2.必要なもの
- カードエッジコネクタ
- 基板
- USB-シリアル変換器
- ピンヘッダなどなど。
a) 書き込み回路の作成
まず書き込み回路を作ります。
このリンクの一番下のあたりに回路図があります。
が、今回は”簡単に済ませる”がテーマなので、下記のように接続します。
○カードエッジの 1と13を接続→さらに、これをシリアル変換器のGNDへ接続
○11と17と19を接続
○9はシリアル変換器で、PCから送信されてくる線に接続
○7はシリアル変換器で、PCへ送信する線に接続。
回路にするとこんな感じ。元の回路図を加筆修正。
写真はこんな感じ。
伸びている線はシリアル変換器とつながっています。
また、カードエッジコネクタの左右の”耳”は削らないといけません。
カードエッジのコネクタのピン配置はこのようになっています。
※端子は基板の裏面に。
b) 書き込み
■準備
・BB-Shoutの電源は切っておく。
・USB-シリアル変換器をPCに接続する。またCOMポート番号を確認のこと。
・ソフトを立ち上げる。で、上記のCOMポートで設定する。
また、設定ファイルは"3069_F25M_P384.inf"に設定しておく。
ボーレートの設定はいらない(勝手にやってくれる)
・カードエッジコネクタを差し込み、USB-シリアル変換器をつなぐ。
■書込
・BB-Shoutの電源を入れる
液晶には何も表示されないことを確認(上の一行がすこし豆腐表示になるかも)
→書込モードになっている(はず)
・ソフトの書込みボタンを押す。
うまくいくと書込が進んでいくはず。
うまくいかないときは、5V出力のUSB-シリアル変換器を使っているか、
また配線(特に送信・受信)を確認してやり直しを。
液晶をつないでいるとだめ、という情報もありますが自分はつないでいても問題ありませんでした。
これで気持ちよく使えます。
が、登録していたラジオ局の設定を忘れてしまっていたのでこれからやる人はメモしてからやりましょう。