2019年8月13日火曜日

特殊無線従事者を受けた(後編)

航空特殊ですが、無線技術の実技があります

あ、書き忘れましたが、三つとも合格しました。
謎の2級特殊コンボです。

フォネティックコードのリスニング、読み上げ、になります。

フォネティックコード自体は聞いたこともあるので覚えることについては問題ないのですが、問題はヒアリングのスピードがどれくらいか、です。

100語、2分間とのことですがあまり実感がわきません。

Youtubeに動画(といっても音声のみ意味がありますが)をあげてくれていたのでこれをまず聞いてみました。

はえぇ

まずい

第1印象です

しかし、よくコメント欄を見てみるとこれよりは遅い、だいたい0。75倍(Youtube再生で設定可能)ぐらいじゃないか、とのこと。
たしかに動画の長さは1分30秒ぐらいなので、2分から計算するとそのくらい。

それぐらいにすると聞き取りはできそうです。
が、kiloはなんか速いです。

他にも参考になりそうなものを探したのですがこれぐらいでした。

で、結論です

リスニング
・その動画の0.75倍ぐらいだった(感想)
・男性の声 CD?を再生する(ライブじゃない)
・ひじょうに滑舌良くハキハキと読み上げていく。聞き取りやすい
・ジャパニーズイングリッシュ ビビらなくて良い
・だが、ときどき、英語のイントネーションを混ぜてくる (け・べーーーーっく →笑いこらえるのに必死だった)
・試験の前に、上記男性の声でアルファベット(のフォネティックコード)を一通り読み上げ、聞き取りにくい人がいないかどうか確認する
・このテストと同様の文章がもう一度読み上げられてから実際の試験スタート
・100語終了後、速やかに回答容姿は回収(修正する暇はない)
・上記のYoutubeの癖の強さ、速さからすると簡単(全部聞き取れた。あってると思う)
・英語のリスニングになれてしまっているせいで、英単語として聞き取ってしまい、聞き取り文字数がずれる、ついていけないくなる(PLLが外れる感じ)になることがあるので、努めて単語の頭文字のみに集中(単語の後半は頭をオフに)するようにした

読み上げ
・ひとつの部屋に5人ぐらいの試験官がまばらに座っていて、その一つに呼ばれて試験を行う
・なので、違う人が同時に試験を受けることになる
・周りの声は不思議と気にならなかった
・緊張する(自分は)
・座ると、読み上げる文字(これも100文字)の紙が渡され、確認するよう促される
・自分のタイミングで読み上げて、といわれるので(深呼吸して)読み上げ開始
・試験官はよみあげ開始とともにストップウォッチを押す
・つまる(5秒ぐらい)こともあったが、言い間違えはしなかった
・終了すると「全問正解です」と言ってくれた、などの情報があったが、自分の場合は「お疲れ様」と言われただけだった。


これから受ける方、頑張って


特殊無線従事者を受けた(前編)

思うところあって、2級航空・海上・陸上 特殊無線従事者を受験しました。

ひとまず、3つとも合格しました。

もともとは業務で陸上無線従事者免許を持っているとやれることが広がるだろうと考えていたのでまず悩んだのは特殊の有無と級です。

ただ、陸上はそのレベルに自分がないのでまだその時期にないだろう、また、2級でひとまずは十分だろう、とかんがえました。

ただ、2級にしたのは下記の理由もあります。

田舎にすんでいるのですが当方の住所地が所属する管轄の試験場所が非常に遠く、そこに行くよりも東京に行くほうがはるかに行きやすいです。

東京のほうがなんかいろいろ面白いし(元気があれば、秋葉に寄れるし)、前回の3、4アマにつづき晴海の日本無線協会で受けることにしました。

せっかく遠出をするのでほかの資格もついでに、と考えるとすべて2級にすると1日で試験が済むことがわかったので陸海空を制覇します(特殊だけどね)。

チキンなので今回も前乗りをして臨みました。
朝9時半からなので、間に合うっちゃぁ間に合うのですがラッシュとかなんとかいらぬ心配をするのも面倒くさいので。

勉強はこの一冊だけでしました。
この無線工学・法規はこの一冊だけで十分でした。おすすめです。

 

たった1問、航空特殊で本日は晴天なりの秒数制限(10秒)がこの問題集になかった(と思う)のですが、3、4アマで勉強済みでしたので一瞬たじろぎましたが回答できました。



 難易度のレベルは3、4アマより少し簡単、だがレーダーなども含まれるので範囲は少し広いです。
また、陸海空で呼び出し・応答の仕方が変わること、アマと業務で違うところがあるなどの差があるのでその点は注意です。

特に今回、陸海空を一気に受けるので違いがあるところについては試験の直前に見直して対応しました。

さて、問題は航空特殊の無線技術、実技試験です。
また次回。

2019年6月3日月曜日

【当日3アマ試験】3アマと4アマを受けた

というわけで、一仕事(4アマ試験)を終え次は3アマ。

時間は昼からなので、すぐそばのローソンでなんぞ買って食べる。
周りはほぼ高層マンションで住宅街なため、(たぶん)食べる場所はほかにない。
(あとは大きい郵便局とちらほらホテル)

4アマがあんなん(問題集通り)だったのでだいぶ精神的に安心したので、3アマも似たような対応にする。

まず、自分が不得意な箇所にマークしたところを2回ほど繰り返し、あとは問題集の全部を通す。

3アマを受ける人はざっと、4アマの半分弱ぐらい(一番大きい教室の半分埋まらないくらい)。

で、本番。

まぁ、結論か言うと4アマと同じで問題集通り。
選択肢の順番も一緒だと思う。

が、一か所周波数カウンタの選択肢の順番が違ったように思う。

それぐらい。

4アマとはモールスおよび、Q符号の設問が増えているが、
ガンガンあとで使うのでないならモールスは語呂合わせでなんとかなるし、
Q符号は問題集に出たぐらいをなんとか自分でこじつけて覚えればよいと思う。

モールスは設問にあった選択肢を選ぶのだけれど、基本的に間違いの選択肢には2か所間違いがあるので、ちょっと一文字モールスをど忘れしたとしても、もう一か所の間違いを見つけられれば消去法でこたえられる。

これも多くの人が途中退出。

試験が終わってから中学生(と思しき面々)のグループが「あ¨ー」と言いながら友人どおし問題集を確認していたのが「あーいいな(何が?)」とみていたけれど
単なる暗記でいけるとはいえ、全部おぼえるのは大変だろうな、と思う。
(同じ年齢の自分だとたぶんできなかったんじゃないか....)

ただ、この手のやつを畑違いや、低い年齢で試験をパスする人は頑張っているな、とは思うけれど単に暗記だけでその知識がその後役立つこともないようなら正直そのような勉強って意味あるんだろうか、と思ってしまう。

2019年4月22日月曜日

【当日4アマ試験】3アマと4アマを受けた

で、当日。

徒歩3分のところに宿をとったので、らくちん。

申し込み開始30分前に朝食ビュッフェをすまし(ビュッフェはショボかった...(´・ω・`))、宿を出た。

3分後、試験会場に到着。

先着が5,6人おられました(ここで人数超過で終わり、というのはなくなった。ホッ)。
申し込み用紙の販売はまだ始まっていなかったので、トイレとかを確認して、苦手だった問題にチェックを付けたところだけを見直す。

申し込み用紙の販売が始まったので、3,4アマの二通分の申し込み用紙を買う。
書き込みのための部屋を用意してくれているのでそこで記入。
ちなみに申し込み用紙に写真は貼らない(後述)。

書き込み終わったけどまだ受験会場での受験申請は始まってないのでしばし待つ。

「開始です」とのこえで大きい受験会場へ移動。
受験票に日無の方(たぶん)に記入してもらって、受験料と引き換えにそれをもらい、
写真を貼る。

写真を貼るためのノリは準備されていて、既定のサイズに切るカッター(四角い枠でがっちゃんと一発で切れるやつ)で切ってもくれる(親切ぅ)。

ここで受験番号の席に座る。

なんかもう復習どうでもいいや、という気分になったので周りを見渡す。

中学生(ちょっと幼さそうだから)の数名のグループとか、若い女性もちらほら。

なんかわからないけど、みんな頑張ってね、という気分になる(あー、年取った...)。

結局8割ぐらい会場が埋まる(一つの長机に間開けて2名座った状態。人数が多いとひょっとしてら詰めるのかもしれない)。

で、注意事項。
まぁ、国家試験なので「カンニングは法律違反だかんね」とチクリ。
そらそうだ。

問題は5分前ぐらい前に配られるが、法律・工学の二枚組。
それぞれ両面印刷なんだけど時間までに見ちゃいけない、という注意はない、
というか、いやでも目に入る。

あー、要点マスターと一字一句そのままなんだ。
計算問題の数字までもそっくりそのまま。

で開始。

まあ、上記の通りなので特に詰まることもなく淡々と、
だけどマーク(鉛筆で回答の番号を塗る)部分を間違えないようにだけ注意。

ひとつひとつ塗るのはかったるいので、問題一面を回答に丸つけながら解いて、
番号確認したのち一気に塗る方式で進める。

一時間の試験だが、15分ぐらいで一通り終了。
再度マーク位置間違いを見てから、再度問題を解いて見直す。
それを二回繰り返し、もういいや(自信はまんまん)と思い、解答用紙を裏返し途中退席可能な30分経過を待つ。

ちなみに時計は会場にあるので時計は持っていかなくても大丈夫。

30分終了で「退席される方」との案内。
人数が多いので列ごとに退席する。

ほとんどの人が席を立つ。
中学生はまだ頑張っている。

マークシートを確認してもらい、提出。
問題はそのまま持ち帰り。

次は3アマ編。

2019年3月24日日曜日

【試験に行く・前日】3アマと4アマを受けた

で3/17試験に行く編。

4アマの午前の試験(9時受付開始、10時半試験開始)を受けて、午後の3アマ試験を受ける(11時受付開始、13時試験開始)。

4アマの午後からだと楽なんだけど、ひょっとして人数いっぱいになったらどうしようというチキンなので、午前中からにした。

そのため、当日移動するには少々つらい(田舎在住なので)のでホテルに泊まることにした。
確かにその分出費は出るけど、秋葉原とか行けばもとが取れる(かも)だろう。

ただ、これには背景があって、少々足を延ばすくらいのところで4アマの養成講座があったのだけれど、交通費とホテル代+受験代ぐらいは必要だったのでこれなら一発飛込み、ついでに3アマ試験うければまぁ、いいか、との目論見。

泊ったのはホテルマリナーズコート東京
下の地図で、試験会場である日本無線協会本部から目と鼻の先。
ちなみに、無線協会の隣にはローソンがあるので陸の孤島である晴海でも生きていける。
雨さえ降らなければ近くに公園もあるので気温が問題なければそこで過ごすこともできる。


ホテルマリナーズコートの泊った部屋から。日本無線協会が入っている”EMACHU"ビルを見ることができた(試験の朝に撮った)


銀座から歩けばいいや、って思ってたけどなめてた。
そこそこ遠い(あとで調べると3kmぐらいあった)。
ちなみに、経路案内させるとおおむねバスに乗れ、って行ってくる。

最寄りは大江戸線の勝どきだか、そこから1kmぐらい歩く。
なんてことない距離ではあるが(平坦だし)、自信のない人は(時間をちゃんと調べて)バス、お金にものを言わせる(ほどでもないけど)タクシーで有楽町から(小市民は勝どきから)というのも手。

周りはがっつり高層マンションが並ぶ住宅街でコンビニも数えるほどしかない。
近くにローソンあってよかったよ。
みんな”晴海で(ここだけ大声 or 小声)”っていう理由が分かった気がする。

2019年3月21日木曜日

【準備・勉強】3アマと4アマを受けた

過去、4アマ試験を1週間後に控えたときに、のっぴきならない事情で受けられず、
かなりの年月たったのちにリベンジした件。

当方、田舎に住んでいるので近くで受けられる会場がない。
申し込み後に会場が分かるらしいので変な?ところになって
車で行くのも電車で行くのもしんどい、というのもなんだなぁ。

いっそのこと東京で受けるか、と考えて計算すると
多少へんぴなところでやっている講習会と同じぐらいの値段になる。

が、久しぶりの東京に出られるし、ついでに3級もとっちゃいなよ、YOUという
こともできる。
まぁ、3アマとれば4アマできるんだけど、なんかよくわからないけど
運転免許の対象欄に全部〇ついていると気持ちいい派だし、
もしどっちかおちてもどっちか受かればお金をかけて東京に出た分、
なんとかなるだろ、という小市民かつチキンな考え。

というわけで、3アマ・4アマ同日試験@東京を敢行することにした。

すごくわかりにくい日本無線協会のページを読むと以下が分かってきた。

  1. 今から申し込んで受けられる最初の試験は平成31年の3月17日
    • 来年度分の案内しかpdfになってないが、ホームページのところに”ちょろっと”3月17日もあるよ、と書いてる。しかもわかりずらい表現。
  2. 当日受けられるのは4アマ・3アマ両方ある。
  3. 当日は写真と受験料とかとかを用意しておけばよい。
    • 事前に申し込み用紙を準備するとか、郵便局で受験料を払う、とか、はいらない
  4. 4アマは一日二回試験がある。一回目は10時30分、二回目は13時30分。
  5. 3アマは一回だけ。13時開始。
  6. 全部の試験とも1時間30分か、2時間前から15分前まで受け付け。
  7. 4アマは定員が一回目150人、二回目60人。
  8. 受験料はおおむね3アマ4アマそれぞれ5000円
  9. 当日試験終了後1時間で結果発表、従事者免許申請をその場でできるらしい(日本無線協会が代行してくれる)
まずは、勉強道具ということで、以前に後輩からもらった古い完マルを見る。



 まぁ、一度勉強はしたことがあるし、一応電気電子工学科卒業だからなんとかなりそうなので3月17日当日飛込試験をすることに決定。

あまり問題は変わらないというが、最新のほうがいいだろう、ということで2019年版の3級・4級要点マスターを買うことにした。


今から思えば、完マルだけで十分だったと思う。

この時点で3月の頭だったので勉強時間はおおむね2週間ちょい。

自分のレベルは前述のように電気電子工学科卒なので、工学問題は90%程度は見たことがある問題(大学の時ちゃんと勉強しといてよかった)。
法規は一度勉強したことがあるからこちらも見たことがある、ぐらい。

というわけで前からぷちぷちとやっていくことに。
工学は技術バックグラウンドを知っているので単なる暗記ではなく
間違ったらなぜ間違ったのかを調べて納得するというやり方で実施。

だが、せっかちなせいか問題・選択肢をちゃんと読まずに回答しちゃう例が多々あった。
ので、全部問題・選択肢を読んで、その選択肢のどこが違うとか一個一個考えながら解くように二回目の繰り返しから戦法変更。

電離層関係は大小関係などが問題の出し方で変わってくるので正直いやらしいな、
と思ったが理解を試されるならそうなるわな、と思った。
(後述するが、小学生とかにとってみればちんぷんかんぷんだろう)

法規はとにかく覚えるしかないけど、日数関係は(延滞なく、10日以内に、30日とか)混同しないように気をつけた。
が、この選択肢はおおむねひっかけを狙ったものはなく、頭の隅に残っていれば多少混同してても間違わないようになっていたと思う。

というわけで3回ほど繰り返しておおむね頭に残ってきたと思った時点で
全部をスルーでやってみて、だめだったところにポストイットを貼った。

貼り付けたのはだいたい、3級、4級それぞれ20問ちょっとぐらいだったと思う。
(試験が終わったら全部はがしちゃったのでわからない・・・・)

で、時間があるときには全部をスルーで見て、ないときはポストイットを貼ったところだけをやるというのを繰り返した。

だいたい全部を10回ぐらい、貼ったところを20回ぐらい見たと思う。

あとはモールス。
否定的な意見もあるが、まず頭に入れないといけないので語呂合わせでやった。
数字は規則性があるからやりやすいけど、文字は覚えるしかない。
語呂を頭に入れるのに3・4日、あとはいつも目に入った文字をモールスに直す、
というのを常にやった。

1週間ほどたってからモールスの問題をやったけど全問正解になった。
間違っている選択肢は2か所ぐらいは間違いが仕込まれているので、一つわからなくてももう一つの間違いが分かれば正解できると思う。

とは、Q符号。これはほんとに覚えるしかない。英語の意味もづけもないし、
将来本当に使うようになったとき語呂だとしんどい(とっさに出てこない)と思ったから。

で思ったことは、4級と3級の差分は小さい(モールス+10問いかないぐらいの問題の差)から、3級の要点マスターだけで4級もカバーしてる。
よほどのことがない限り、3級で勉強したほうが絶対いいと思う。

ちなみに、4級保持者は約300万人、3級保持者は約20万人ぐらい。
(元ネタ:https://www.hamlife.jp/2016/07/08/amateur-license-class-data2015/
保持者数10分の1ほど難しいわけではないから、ステップアップを考えているなら忘れる前にさっさととっておいたほうがいいと思う。

2019年2月27日水曜日

HE3D 3 in 1 3D printerを買った

HICTOPの3D printerを持っているのですが、
多色をやってみたいな、ということで調べてみました。

「3in 1 nozzle」の画像検索結果hictopをupgradeするには部品を買い足さないと行けないのと、
改修期間は使えないのでもう一台.... やりすぎか。

調べてみると 3 in 1というノズルがあるみたい。

こんなの
「3 in 1 extruder」の画像検索結果
でも、rostockタイプにしかつけられなさそう。
で、もう少し調べてみると

2017 Newest 3D Printer 3 in 1 Out Multi-Color Extruder Three Colors Switching Hotend, Compatible Titan/Bulldog Bowden Extruder, 1.75mm
こんなのが。

で、これらを使っているやつが、
「3in 1 3d printer extruder」の画像検索結果

で、ほんとうはrostockがほしかったんだけど、
aliexpressで日本発送できない状態になっていた。
(ときどき、そうなるっぽい。なので、欲しい人はこまめにチェック)

なのでしょうがなしに”普通の機構”の方を買うことにした。
v-slotタイプを見てみたいというのもあったし。

で、これがいろいろたいへんなことの始まりに。